アメコミ読書ブログ

主にマーベルコミックについて、邦訳から原書まで、読んだものを紹介します。

Original Sin: Hulk vs. Iron Man

オリジナル・シンのタイイン(Original Sin #3.1-3.4)として発表されたハルクとアイアンマンのサイドストーリーで、ウォッチャーの目によってハルク誕生の秘密を知りトニーに復讐しようとするバナーと、アルコールによって失われていた当時の記憶を掘り返しつつ真実を明らかにしようとするトニーとの争いが描かれます。

ちょうどIron Man (2012-2014)シリーズ後の話のようで、トロイ(アイアン・メトロポリタン)やトニーの弟のアルノが登場したり、エクストリミスが重要な役割を果たしたりするのでこのあたりのアイアンマンのシリーズを読んでいるとより楽しめると思います。

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ライターは当時ハルクのシリーズを担当していたマーク・ウェイドとアイアンマンのシリーズを担当していたキーロン・ギレンですが、トニーの酒乱ぶり(ミスター・ボトルとの会話が面白いw)やバナーに真実を伝えて和解した後のもう一捻りなど、短いながらも面白いストーリーでした。