前巻Iron Man (2012-2014): The Secret Origin Of Tony Starkで弟が居たことが判明したトニーですが、今回はその弟アルノと共にマンダリン亡き後のマンダリン・シティに都市を建設するという事業に着手します。しかし、マンダリンの遺したテン・リングスがトニーに敵対する者たちの手に渡ってしまい、トニーはその指輪の回収に奔走することになります。
トニーの出生の秘密を追った前アークはだいぶトンデモ感漂っていましたが、マンダリンやハイテク都市開発事業と前シリーズまでの要素を活かしつつ、前巻で登場した弟アルノや451の存在もうまくストーリーに組み込まれており、持ち直した感じがありますね。最後はなんとマレキスに指輪を奪われて終わるという衝撃の展開で最終巻に続きます。