アシェットのマーベル グラフィックノベル・コレクション第97号は92号のフィア・イットセルフ Part 1の後半となるフィア・イットセルフ Part 2でした。今回はFear itself #4-7に加えてキャプテン・アメリカ、アイアンマン、ソーそれぞれのエピローグとなるFear Itself #7.1-7.3のうち、#7.1が収録されています。
Part 1のラストでバッキーがシンに殺されてしまい、地球陣営はアイアンマン、ソー、キャプテン・アメリカのビッグスリーも戦線に加わるものの状況は絶望的、前線で戦うキャプテン・アメリカはサーペントにシールドを破壊されてしまいます。一方、アイアンマンはオーディンに掛け合ってサーペントのハンマーに対抗するための武器を造り上げ、状況を立て直します。そしてソーは自分がサーペントと戦うと両者が死ぬという予言を知りつつ地球人と共に戦う道を選び、予言通りサーペントを倒し自分も命を落としてしまうのでした。これにショックを受けたオーディンは旧アスガルドに引きこもってしまいます。
エピローグではシンが生き延びていることが判明したり、ハルクがバナーと分離したりするほか、Fear Itself #7.1ではバッキーが実はフューリーの最後のインフィニティフォーミュラの力で生き延びていたことが明かされます。バッキーはこの後ウィンター・ソルジャーに戻るようです。
なお、アイアンマンが武器を造るためにオーディンに頼みに行くくだりはこちらのアイアンマンのタイインで描写がありました。こちらにはFear itself #7.3も収録されています。
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また、本作には収録されていませんが、ソーのエピローグとなるFeat itself #7.2ではソーが火葬された炎から偽の雷神タナルスが登場します。火葬までされたのに、このあとタナルスのギャグっぽいエピソードで割とあっさりソーは復活するんですよねw
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なお、ヴィレッジブックスさんから出ていた邦訳は1冊にまとまっているものの、Fear itself #7.1は収録されていないようです(Part 1に収録されていたエピソードの中ではFear Itself: The Worthyも収録されていません)。単純に収録範囲が広いということもありますが、#7.1があるかどうかでだいぶ後味が違うので、ここは珍しくアシェット版の方がオススメできる作品かもしれません。