アシェットのマーベル グラフィックノベル・コレクション第117号はクリーとスクラル因縁の星間戦争を描くアベンジャーズ:クリー/スクラル・ウォーでした。
大枠ではクリーとスクラルの星間戦争に地球が巻き込まれるというストーリーなのですが、古い作品ということもあって展開がかなり破茶滅茶で初見ではなかなか理解が追いつきませんでしたw 当初は地上でクリー(ロナンやセントリー)やスクラルとのいざこざが繰り返されるのですが、その中でマーベル、ワンダ、ピエトロはスクラルに、リックがクリーに拉致されてしまい、アベンジャーズは宇宙に救出に向かいます。最終的にはロナンからクリーの支配権を取り戻すためのスプリーム・インテリジェンスの計画(?)によってリックが謎の能力(?)に目覚め、クリー、スクラル共に無力化され戦争が終結する、という流れでしょうか。
この流れの中で地上でのロナンとの戦いが世間の明るみに出たことでアベンジャーズが糾弾されるのですが、民衆を煽動したのは実はスクラルの仕業だったり、ブラックボルトを追放してインヒューマンズを率いるマキシマスが実はクリーと繋がっていたりなど、地球にクリーとスクラルがすでに入り込んでいたこと、また、その一部はスプリーム・インテリジェンスの計画の一端だったことも明かされます。行き当たりばったりだったり力技が目立つ展開や、アントマンがヴィジョンの体内に入って助けたりなど本筋とあまり関係なさそうなエピソードが入ったりするあたりも時代を感じますね。
こちらは以前ヴィレッジブックスさんから通販限定で邦訳が出ていたようです。現在は小プロさんから電子書籍で復刊されていますが、小プロさんのマーベル邦訳撤退に伴って9月末で購入できなくなってしまうようです。