なんとドクター・ドゥームが主人公の異色のアイアンマン派生シリーズで、シークレットウォーズ後のユニバース再生で顔の傷がなくなり、Invincible Iron Man (2015-2016)シリーズではトニーと共闘もしていたドゥームですが、シビルウォー2でトニーが昏睡状態に陥ってしまったことで自らがアイアンマンを継ぐことを決意するというところから物語が始まります。
改心して必死にアイアンマンとして善行に努めるドゥームですが、S.H.I.E.L.D.からは追われ、フード率いるヴィランには袋叩きにされ、アマラには受け入れてもらえず、挙句の果てにはメフィストにまで騙されたりと散々で、さすがに気の毒になってきます。それでもめげないアイアンドゥームの結末はInvincible Iron Man (2016-2018): The Search For Tony Starkへと続くのでした。
Invincible Iron Man (2015-2016)、Invincible Iron Man (2016-2018)シリーズを読むのであればこちらも必読ですね。さすがに本シリーズの邦訳は無理だと思いますが、The Search For Tony Starkの邦訳ではきっと付属の解説で本作の内容がフォローアップされているのではないかと思います。しかしドクター・トニー・スタークはこのシリーズを読んでもよくわかりませんでした…。
