アイアンマンのシビルウォータイインで、以下のエピソードが収録されています。4話なのでボリュームとしては控えめですね。
- Iron Man/Captain America: Casualties of War
- Iron Man #13-14
- Civil War: The Confession
Iron Man #13-14は当時のThe Invincible Iron Manシリーズの最終エピソードで、超人登録法を推進するもののまだ迷いの見えるトニーに対してハッピーが後押しをするのですが、その後ハッピーはスパイマスターに襲われ重傷を負ってしまいます。また、トニーはその後キャプテン・アメリカと1対1の対話を試みるのですが、ここではキャップ派のメンバーに横槍を入れられてしまいます。#13の序盤ではアイアンスパイダーのコスチュームでトニー側にいたスパイダーマンが、#14のこのシーンではキャップ側におり、一度キャップ陣営に加わったパニッシャーとも仲違いをした後の様子です。
このエピソードでトニーは自分がヒーローたちを率いていく決意を固め、超人登録法の推進、そしてS.H.I.E.L.D.長官への就任へと繋がり、Invincible Iron Manシリーズは#15からDirector of S.H.I.E.L.D.シリーズにリニューアルするようです。
なお、Iron Man/Captain America: Casualties of Warはシビルウォーの最終決戦前にトニーとキャップが旧アベンジャーズマンションで過去を振り返りながらの対話、Civil War: The Confessionはキャップの暗殺後、逮捕後それぞれのトニーとの対話が描かれています。アベンジャーズマンションでの対話はIron Man #14での対話と同じくシビルウォーでの一度目の戦いの後のようですが、前後関係がやや気になるところです(#14の出来事のあとだったらここまで穏やかな対話にはならないのではないかと思いますが、多くの作家が関わる大作クロスオーバーなので細かいことを気にしてはいけないのかもしれません…)。
もちろんこちらもヴィレッジブックスさんから邦訳が出ていました。
ブリスターコミックスさんやヴァースコミックスさんではまだ新品が入手可能なようです。