アメコミ読書ブログ

主にマーベルコミックについて、邦訳から原書まで、読んだものを紹介します。

Civil War: Captain America

シビルウォーのタイインを読むシリーズ、今回はエドブルベイカーが担当していたキャプテン・アメリカ誌でのタイインで、以下のエピソードが収録されています。

  • Captain America (2004) #22-24
  • Winter Soldier: Winter Kills

キャプテン・アメリカよりはバッキー、シャロン、フューリーなどキャップ周辺の人物たちの動向が描かれ、シビルウォー後に展開されるデス・オブ・キャプテン・アメリカへの導入にもなっているのですが、これを読まなくても話は通じるかなという感じです。

Winter Soldier: Winter Killsはバッキーが主人公のワンショットで、バッキーがフューリーの指令でヤング・アベンジャーズパトリオット、ケイト、ヴィジョンと共闘するというものです。過去のクリスマスの回想シーン、若手との共闘を通して自分がいつの間にか若手を導く立場になっていることにバッキーが気付く流れ、ラストのネイモアとの再会と読ませる内容でした。

同じエドブルベイカーが担当しているということもあり、ウィンター・ソルジャーやデス・オブ・キャプテン・アメリカシリーズと同じハードボイルドなテイストでストーリー的にも繋がっていますので、そちらを読んだことがあれば違和感なく読めると思います。

もちろんこちらもヴィレッジブックスさんから通販限定で邦訳が出ていました。