アメコミ読書ブログ

主にマーベルコミックについて、邦訳から原書まで、読んだものを紹介します。

マーベル グラフィックノベル・コレクション(17) ニューX-MEN:E・イズ・フォー・エクステンクション

アシェットのマーベル グラフィックノベル・コレクション第17号はニューX-MEN:E・イズ・フォー・エクステンクションでした。本作はグラント・モリソンによるニューX-MENシリーズの最初の4エピソード(#114〜117)を収録したもので、このアシェット版が初邦訳のようです。

カサンドラ・ノヴァによってセンチネル軍団がジェノーシャを襲撃し多くのミュータントが虐殺されてしまい、さらにプロフェッサーXの精神も乗っ取られてしまうのですが、続きがとても気になるところで終わってしまい不完全燃焼感があります。かなり先(2024年11月予定なのでなんと本号の発売から2年以上!)になりますが、マーベル グラフィックノベル・コレクション第75号で続編のニューX-MEN:インペリアル(#118〜126)が発売予定となっており一応カサンドラ・ノヴァ編まではカバーされるようなので気長に待つことにしましょう。

ニューX-MENはヒットシリーズだったようですし、ストーリー的にもその後のシリーズに大きな影響を与えたのは間違いないのですが、本作に関しては話もわかりにくく(翻訳が微妙なせいもあるかもしれませんが…)、フランク・クワイトリーのアートもちょっと好みではなかったです。