アシェットのマーベル グラフィックノベル・コレクション第40号はウルヴァリン:オリジンでした。
タイトル通りウルヴァリン誕生の経緯を描くショートシリーズで、一冊で完結します。ドラマがメインで特に事前知識がなくても読めると思いますし、アンディ・キューバートのペンシル画に直接彩色をするスタイルで制作されたというアートも印象的です。
内容には賛否両論あるようですが、個人的にはこういうのも好きですね。ただ、結局なんで爪が生えるのかはよくわからないままですし、最後もちょっとすっきりしない終わり方です。しかしウルヴァリンは救いのないキャラクターですね…。
小プロさんから2009年に邦訳が出ていたようです。現在では紙版の新品は入手が難しそうですが、Kindle版もあります。