Journey Into Mysteryシリーズも読み終わったので引き続きソーのシリーズを追いかけていきます。本シリーズからついにWar Of The Realmsまで続くアーロン・ジェイソン期のソーが始まります。アーティストもイサド・リビックになりイメージが一新されています。個人的にイサド・リビックの神秘的なアートは北欧神話をモチーフにしたソーのイメージにとてもよく合っていると思います。
新シリーズ第一弾となる本作では前シリーズまでのストーリーからはいったん離れ、MCU映画でも登場したゴッドブッチャー・ゴアとソーの対決が描かれます。まだムジョルニアを手にする前の若きソー、現代のソー、そして遠い未来オール・ファーザーとなったソーの3つの時代で並行してストーリーが進行しますが、本巻はまだ序章に過ぎず、いまだゴアの目的すら不明なまま次巻へと続きます。MCU映画との繋がりもありますし、アートも綺麗でストーリーも面白いのでおすすめのシリーズです。
なお、実物は確認はできていないのですが、小プロさんから邦訳の出ているマイティ・ソー:シーズンワンに本作の第一話のみ日本語で収録されているようです。
