アシェットのマーベル グラフィックノベル・コレクション第43号は初邦訳となるソー:ザ・ラスト・ヴァイキングでした。
大きく2つのエピソードが収録されており、前半はベータ・レイ・ビル初登場のエピソード、後半はタイトルにもなっているザ・ラスト・ヴァイキングとなっています。特にベータ・レイ・ビルはその後も現在に至るまでソーのシリーズで大きな役割を果たすキャラクターなので、ソーのシリーズを追いかけるのであれば是非読んでおきたいエピソードです。シフが過去にビルと恋人関係だったというのはこれを読むまで知りませんでした。また、近年のシリーズではオーディンはだいぶアレな感じですが、この時代は思慮深い賢君でギャップがすごいですw
ストーリー的には一応キリのいいところで終わってはいますが、続きも気になりますね。