アメコミ読書ブログ

主にマーベルコミックについて、邦訳から原書まで、読んだものを紹介します。

マーベル グラフィックノベル・コレクション(37):アベンジャーズ:バース・オブ・ウルトロン

アシェットのマーベル グラフィックノベル・コレクション第37号はアベンジャーズ:バース・オブ・ウルトロンでした。

バース・オブ・ウルトロンというタイトルではありますが、クリムゾン・カウル(正体はウルトロン)率いるマスターズ・オブ・イービルとの戦い、タイムトラベルによるスカーレット・センチュリオンとの戦い(スカーレット・センチュリオンはカーンの別の姿でこのエピソードはウルトロンと関係ないです)、ヴィジョンの登場とウルトロンとの再度の戦い、イエロー・ジャケットのアベンジャーズ加入と大きく分けて4つのエピソードが収録されています。肝心のウルトロン誕生の経緯は最後のイエロー・ジャケットのエピソードであっさりと触れられるのですが、後年のエピソードと違ってこの時点ではハンクはウルトロンの件に関しては特に責任を感じたりはしていないようですw

クラシックなシリーズなのでストーリーも大雑把ですし読みづらい部分もあるのでMCUでウルトロンを見て興味を持ったという方にはおすすめしづらいですが、このアシェット版が初邦訳のようなので貴重な一冊ですね。