アメコミ読書ブログ

主にマーベルコミックについて、邦訳から原書まで、読んだものを紹介します。

マーベル グラフィックノベル・コレクション(49) ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・アベンジャーズ

アシェットのマーベル グラフィックノベル・コレクション第49号はガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・アベンジャーズでした。MCUでは大人気のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズですが、マーベル グラフィックノベル・コレクションでは全100冊中、本作が唯一のガーディアンズ・オブ・ギャラクシー作品のようです。

2013年〜2015年にかけてのブライアン・マイケル・ベンディスによるシリーズの1巻を邦訳したもののようで、アイアンマンもメンバーに加わっています。解説によると、MCUの映画版ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの成功を受けてベンディスが執筆したシリーズのようですが、本作は各キャラクターの導入的なエピソードに加えて本筋のストーリーもシリーズの序章という感じです。

映画のイメージ同様、現代的で痛快かつコミカルなところもあり、アイアンマンがキャプテン・ブリテンは強いのか?と聞かれて「いや、そんなに…」と答えたところは笑ってしまいました。あとグルートは一瞬で育ちすぎやろ!と思いました。本作を読んだだけだとピーターの父親であるスパルタク王がとてつもなくイメージが悪いのですが、続編も読んでみたいですね。