こちらはマイティ・アベンジャーズ誌でのシークレット・インベージョンタイインで、ニューアベンジャーズと同じくヴィレッジブックスさんの邦訳ではMighty Avengers #12-20が1冊に収録されていたようですが、英語の単行本では2冊分のようです。
シークレット・ウォーの後、潜伏状態のフューリーがスクラルの侵攻に備えシークレット・ウォリアーズを結成する様子をメインに、セントリーやハンク・ピム、エレクトラ、キャプテン・マーベルなどシークレット・インベージョンの背後を補完するショートエピソードで構成されています。
また、最後のエピソードはシークレット・インベージョン全体のエピローグになっており、スクラルとの戦いで命を落としたジャネットの葬儀が執り行われます。ずっとスクラルに入れ替わられていたハンクはここでハウス・オブ・Mからシビルウォー、キャプテン・アメリカの死、ワールド・ウォー・ハルク、そしてシークレット・インベージョンまでの経緯を知るわけですが、感動的な建て付けになっているものの、(以前も書きましたが)さすがにここまで長期間入れ替わっていたとなると読者としては今まで読んでいたものは一体…という気持ちになってしまいそうな気もしますね…。ラストではオズボーンが登場し、ここからダーク・アベンジャーズ誌が始まるようです。
ニューアベンジャーズ同様邦訳はヴァースコミックスさんでまだ新品の最後があるようです。