アシェットのマーベル グラフィックノベル・コレクション第11号はファンタスティック・フォー:アンシンカブルでした。本作はこのアシェット版が初邦訳のようです。
ドクター・ドゥームがリードへの家族を巻き込んだ陰湿な復讐劇を繰り広げるのですが、冒頭からドゥームの外道ぶりが炸裂します。最終的にはドクター・ストレンジの力も借りてドゥームを倒し、家族を救うことに成功するのですが、その後もリードは顔に怪我残ってしまったり、フランクリンもメンタルに問題を抱えてしまいます。過保護なスーザンに対し、フランクリンを子供扱いせずに諭すベンおじさん(シング)が格好良すぎました…。
ストーリーはやや中途半端なところで終わってしまうのですが、続編となるファンタスティック・フォー:アソリテイティブ・アクションも(例によって1年半近く空いてしまいますが)今後マーベル グラフィックノベル・コレクションで刊行予定となっています。