ジェイソン・アーロンのThor: God of Thunderシリーズも3冊目の単行本です。
いよいよこの後のソーのシリーズで長きに渡って敵対し、War Of The Realmsではラスボスとなるマレキスが登場するのですが、今回はソーを含むリーグ・オブ・レルムスが脱獄したマレキスを追跡し、あと一歩というところまで追い詰めるもののダークエルフたち自身がマレキスを王として迎え入れることに決めてしまい手が出せなくなってしまうという、マレキスが勝利する形で決着が付きます。
また、ソーが地球でジェーン・フォスターと再会し、ジェーンが癌を患っていることを知るというエピソードもあり、今後のシリーズにも非常に重要な一冊と言えます。
なお、このシリーズは基本的にイサド・リビックがアートを手がけているのですが、本巻だけは別のアーティストたちが担当しています。アメコミあるあるですが、シリーズを通して読んでいると違和感があるかもしれません。
