マット・フラクションによるThe Mighty Thor (2011-2012)の続刊になりますが、本巻にはMighty Thor #12.1および#13-17が収録されています。#12.1はヴォルスタッグとシフがソーの思い出を語り合う特別編です。若いヴォルスタッグが一番の見どころだと思いますw
本題の#13-17ですが、オーディンが封印したニダヴェリアの洞窟から解放されたメアーズによってソーはもちろんアスガルディアの神々も皆悪夢に囚われてしまいます。一方でソーの力を失ったドナルド・ブレイクはエンチャントレスの策略で黄金の林檎を食べさせられ首だけとなり、体からはゴーレムを作られてしまいます。エンチャントレスはゴーレムを引き連れアスガルディアに向かいますが、同じく悪夢に囚われたメタル少年ジェフの力によって目覚めたソーたちによって撃退されるのでした。ジェフの想像力によって生み出されたメタル・ソーは面白かったですね。
ブレイクはシークレット・ウォーズでソーと分離したのでしょうか。彼にとってはだいぶ気の毒なエピソードになってしまいましたが、夢の中で幸せに暮らして欲しいものです…。
