レディ・ソーのシリーズ第4巻です。
ヴォルスタッグとロザリンは第1巻でマレキスにアルフェイムを追われたエルフたちが避難しているニダヴェリア訪問中にムスフェルヘイムの炎の軍勢の襲撃を受け、子供たちを助けられなかったヴォルスタッグがウォーハンマーを手にしてウォー・ソーに変身してしまいます。ウォー・ソーになってムスフェルヘイムの軍勢に一人で戦いを挑むヴォルスタッグですが、そこにレディ・ソーが現れ暴走するウォー・ソーを止めようとします。オーディンソンも参戦しますが、レディ・ソーはハンマーを手放しジェーンの姿になってヴォルスタッグを説得するのでした。
このウォーハンマーはThe Unworthy Thorにも登場していたものですね。ジェーンだけでなくヴォルスタッグがソーになってしまうというのも面白いアイデアですし、今後の展開(なんとWar Of The Realmsまで!)にも関わってきます。というわけで役者が揃ったところでいよいよ次巻はレディ・ソーのシリーズ最終巻となります。
なお、この単行本にはGenerations: The Unworthy Thor & The Mighty Thor #1も収録されているようです。
こちらは読めていないのですが、Generationsというのはマーベルの人気キャラクターとその後継者にフォーカスしたシリーズだそうで、ソーの他にもハルク、フェニックス、ウルヴァリン、ホークアイ、アイアンマン、キャプテン・マーベル、ミス・マーベル、スパイダーマン、キャプテン・アメリカの全10話が発表されたようです。