ソー:ゴッデス・オブ・サンダーに続くレディ・ソーの新シリーズ第一巻で、前シリーズから引き続きジェイソン・アーロンとラッセル・ドーターマンのコンビでタイトルは変わっているものの、ソー:ゴッデス・オブ・サンダーの直接の続編になっています。
いよいよ9つの世界への侵攻を開始し、手始めとしてアルフェイムのエルフたちを虐殺し始めるマレキスに対し、アスガルディアではレディ・ソーはお尋ね者、オーディンソンは行方不明、フレイヤは幽閉の身と状況が激変しています。ジェーンは世界会議に参加する一方、レディ・ソーとしてマレキスのアルフェイム侵攻を食い止めようと戦いますが、マレキスの策略によってアルフェイムは降伏してしまい、さらにアスガルディアではオーディン派とフレイヤ派に分かれての内戦が勃発してしまいます。その内戦の最中、ロキ（成長している！）はフレイヤを裏切り背後から刺してしまい、悲しんだオーディンは弟カルにアスガルディアの統治を任せ引きこもってしまうのでした。事態は何一つ好転せず、より混沌とする中で次巻へと続きます。
本シリーズは単行本で5冊からなるシリーズで本巻はまだ導入部という感じですが、今後の仕込みはバッチリという感じです。
