アメコミ読書ブログ

主にマーベルコミックについて、邦訳から原書まで、読んだものを紹介します。

マーベルグラフィックノベル・コレクション(10) アストニッシングX-MEN:ギフテッド

アシェットのマーベル グラフィックノベル・コレクション第10号はアストニッシングX-MEN:ギフテッドでした。

このアストニッシングX-MENは長年続いたX-MENシリーズを初心者にも入りやすいよう仕切り直したシリーズだそうで、キティが教師として学園に帰還するところから始まり、スコットとエマがミュータントへの偏見を解消するためにX-MENを再結成しようとしていたところ、ミュータントの治療薬キュアの発明に端を発する騒動が発生する…という感じでストーリーは進みます。ラストバトルではコロッサスも復活して強敵オルドを倒すことに成功しますが、エマの不審なセリフと共に次巻へと続きます。

オルドが若干咬ませ犬感があるものの、わかりやすく魅力的なストーリーで続きも気になるところですが、だいぶ間は空いたものの続編のアストニッシングX-MEN:デンジャラスもマーベル グラフィックノベル・コレクション第28号として刊行されています。ですが、邦訳が出ているのはここまでで、アストニッシングX-MENのその後のストーリーに関しては日本語では読めないようです。いずれMarvel Unlimitedで読んでみようと思います。

なお、本作は過去にヴィレッジブックスさんからも邦訳が出ていたようですが中古商品もプレ値になってしまっているようです。初邦訳ではないものの、マーベル グラフィックノベル・コレクションで刊行されたことで入手しやすくなったのはありがたいですね。