Thor (2007-2011)シリーズに続く新シリーズで、ライターは引き続きマット・フラクションが務めていますがアートはオリビエ・コワペルに戻っています。
傷ついたユグドラシルからソー、シフ、ロキが持ち帰ったワールドハートを狙ってギャラクタスが地球に襲来し、オーディン率いるアスガルドの戦士たちがこれを迎え撃ちます。戦いの裏でロキがワールドハートを再びユグドラシルの元に戻し行方がわからなくなったことでギャラクタスはアスガルド人が滅ぶまで待つという取引が成立します。また、シルバー・サーファーは監視のため地球に残ることになります。ユグドラシルからワールドハートを持ち帰った際にソーが負った傷は何かの伏線かと思いきや、その後のシリーズでは触れられていないような?また、ケルダは完全に壊れており怪しいおばあちゃんたちの仲間になっています…。
前シリーズの最後の方はマット・フラクションの執筆で微妙な感じだったのですが、この巻はそうでもなかったので、もしかするとアートの影響の方が大きいのかもしれないと思いました。