Vol.1に続いて今回もクラコアのミュータントたち中心とした一見独立したエピソードが複数収録されているという形です。
今回はX-MEN #7-11が収録されているのですが、1つのエピソードが複数話に跨るものもあり、Vol.1と比べるとまとまり感のようなものはあります。が、クロスオーバーイベント「エンパイア」とのタイインがあったり、過去のイベントや他誌との連動もあったりなどで相変わらずこれだけ読んでいてもなかなか全容が掴めないスケールの大きさがありますが、逆に知らないと過去の経緯なのか、伏線なのかわかりにくいという問題もあります。付属の解説でこのあたりの知識をカバーできるのはだいぶ助かります。
物語の大局的な展開はよくわからないまま、物語はX of Swordsへと続いていくようです。