こちらも先日ブリスターコミックスさんを訪問した際にエッジ・オブ・スパイダーバースの店舗限定版と一緒に購入してきたものです。こちらも店舗限定版で日本語版とは違ってUS版のアートを使用したカバーになっています。
こちらはスパイダーバースの続編で、前作で放射能に汚染された次元の地球に幽閉されたインヘリターズがスーペリア・スパイダーマンが研究していたクローン装置を乗っ取って復活するところから始まるのですが、今回はスパイダー側も二派に分裂してしまうというのが捻りが効いているところです。
今回は前作で感じたインヘリターズの神秘性や絶望感のようなものがあまり感じられないのはちょっと残念なところです。インヘリターズが復活する前に叩くという展開のためスパイダー側が積極的に行動しているというのもありますが、舞台設定やアートの影響もあるかもしれません。最終決戦でも苦戦はするものの、最終的にはソードビッカーとエニグマフォースであっさりとインヘリターズを倒してしまいます。
なお、今作にもサイドストーリー集のエッジ・オブ・スパイダーゲドンが存在するようです。駆け足感は前作同様なのでこちらで補足できると理解が深まりそうですが、新品での入手は難しそうですし、中古でもプレ値になってしまっています。