アメコミ読書ブログ

主にマーベルコミックについて、邦訳から原書まで、読んだものを紹介します。

エッジ・オブ・スパイダーバース

以前から都内のブリスターコミックスやヴァースコミックスなどのアメコミ専門店に一度行ってみたいと思っていたのですが、先日ようやくブリスターコミックスさんを訪問することができ、その際に折角なのでヴィレッジブックスさんの店舗限定USオリジナルカバー版エッジ・オブ・スパイダーバースを購入してきました。

通常盤はエッジ・オブ・スパイダーバース、スパイダーバース、ワールド・オブ・スパイダーバースの3冊が繋がる日本独自アートのカバーなのですが、店舗限定版はUS版のアートを使用したカバーになっています。

内容はスパイダーバースの前日譚を集めた短編集で以下のエピソードが収録されています。

  • FREE COMIC BOOK DAY 2014 (GUARDIANS OF THE GALAXY) #1
  • SUPERIOR SPIDER-MAN #32-33
  • EDGE OF SPIDER-VERSE #1-5
  • SPIDER-MAN 2099 #5
  • AMAZING SPIDER-MAN #7-8

基本的な流れはインヘリターズのカーンが様々な次元でスパイダーを狩り続ける中、スーペリア・スパイダーマンが仲間を集めるというものですが、本作でやられてしまうスパイダーマンもいたり、スパイダーバースと関係なさそうなホラーエピソードもあったりとバラエティ豊かですw カーンの過去についても触れられます。確かに理解は広がるのですが、正直これでもまだまだ物足りない感じがあります。

邦訳スパイダーバース三部作の完結編であるワールド・オブ・スパイダーバースも気になるところですが、こちらは現在では新品での入手が難しそうです。