アメコミ読書ブログ

主にマーベルコミックについて、邦訳から原書まで、読んだものを紹介します。

インフィニティ・ワープス

インフィニティ・カウントダウン、インフィニティ・ウォーズに続くシリーズ最終巻ですが、今回は番外編のような感じで、インフィニティ・ウォーズでガモーラが作り出したワープワールドで融合してしまったスーパーヒーローたちをフィーチャーした短編集になっていおり、インフィニティ・カウントダウンやインフィニティ・ウォーズと直接ストーリー上の繋がりはありません(ソルジャー・スプリームの最後で少しだけインフィニティ・ウォーズへの繋がりが見えますが)。

内容的には、

がそれぞれ2話ずつ、さらに数ページずつその他のヒーローの活躍を描いた短編集が2話収録されています。各ストーリーはそれぞれ別のライター/アーティストが担当されており、作風もかなり異なります。1冊でここまでバラエティ豊かなのは本作ならではという感じですね。サブキャラやヴィランも融合していて元ネタがわからないものもありましたが付属の解説書で説明されているので安心です。個人的にはオブザーバーXが最高でした。

なお、本作は小プロさんの通販限定での販売ですが、電子版はAmazonなどで購入できますのでヴィレッジブックスさん時代の通販限定書籍と比べると入手しやすいのは有り難いですね。