アメコミ読書ブログ

主にマーベルコミックについて、邦訳から原書まで、読んだものを紹介します。

エターナルズ

エターナルズ

エターナルズ

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ヴィレッジブックスさんが出版業から撤退するというニュースが出てから新品はもちろんですが、中古でも気になっていたものを見かけたら積極的に保護するようにしています。これも中古屋さんで見つけたもののうちの一冊です。映画は見ていないです。

記憶を失い人間として暮らしているエターナルズの面々が復活し、とある人物の策略により覚醒しようとしているドリーミング・セレスティアルに対処するというストーリー。ジョン・ロミータ・ジュニアのアートもタッチに宮崎駿的な荒さがあり、神秘的な雰囲気によくマッチしています。

時期的にはシビルウォーの頃のようで、アイアンマンやイエロージャケットが登場したり、スーパーヒーロー登録法の話が出てきたりするのですが、やはりどうにも取ってつけた感が否めません。結局このシリーズも長続きはしなかったようですが、エターナルズというコンテンツのマーベルユニバースでの特殊さというか、立ち位置の難しさのようなものを感じました。MCUでは今後の絡みはあるのでしょうか。