アシェットのマーベル グラフィックノベル・コレクション第65号は様々なマーベルヒーローのIfエンドを描く「THE END」シリーズからファンタスティック・フォー:ジ・エンドでした。この「THE END」シリーズは他にもX-MENやアイアンマンなど様々な作品が出ていたようです。
ドゥームとの戦いでフランクリンとヴァレリアを失い、バラバラになってしまったファンタスティック・フォーが新たな敵を前に紆余曲折を経て再び結集するというストーリーで、アベンジャーズやインヒューマンズなど様々なキャラクターも登場するとても豪華な作品です。ただ、複雑なストーリーの割に尺が短すぎるのか、それとも翻訳のせいなのか、読んでいてとてもわかりづらかったです。
特に翻訳は意味不明な文が多く、もしやと思って確認してみたところやはりマーベル グラフィックノベル・コレクションシリーズで悪名高いとある方の翻訳でした。これまではクラシックなシリーズの翻訳を担当されることが多く、翻訳が難しいところもあるのかなと思うこともあったのですが、やはりそういうことではなかったようです。正直もうこの方に翻訳させるのはやめていただきたいですね…。
というわけで貴重な初邦訳作品なのですが、ちょっとおすすめしづらいところがあります。