ストラジンスキー期のソー最終巻です。
ロキにそそのかされラトベリアに移住したバルダー率いるアスガルドの民ですが、実はアスガルド人の不死の秘密を知りたいドゥームと結託したロキの罠でした。一方で追放されているソーは探していたシフの居場所を突き止めますが、ボルとの戦いで?破損してしまったムジョルニアではシフを呼び戻すことができないためドクター・ストレンジに修理を依頼します。ストレンジはソーの中のオーディンフォースを使ってムジョルニアを修理し、ソーは無事シフを復活させることに成功します。
密かにアスガルド人に人体実験を行うドゥームですが、最初にそれを見つけたのはケルダと共にラトベリアにやってきた人間のビルでした。ロキに気付かれたビルはドゥームの手下に殺されてしまい、バルダーはようやく騙されていたことに気付き、物語はクライマックスへ…という最高に中途半端なところで物語は次巻からキーロン・ギレンへと引き継がれます。
本作はヴィレッジブックスさんから通販限定で邦訳が出ていましたが、残念ながら現在は入手困難となってしまっています。
こちらの邦訳には上記の英語の単行本に収録されている以下のエピソードに加えて
- THOR #601-603
- THOR: GIANT-SIZE FINALE
以下のエピソードも収録されいているようです。
- Secret Invasion: Thor #1-3
- Thor #142 (1967)