アシェットのマーベル グラフィックノベル・コレクション第76号はゴーストライダー:ロード・トゥ・ドミネーションでした。
地上に放たれてしまった悪魔カザンを地獄に連れ戻すため、天使マラキが地獄で罰を受け続けているゴーストライダーに地獄からの解放と引き換えに仕事を依頼するというストーリーなのですが、ストーリーもアートもユニークでとても面白かったです。特にクレイトン・クレインのアートはとても幻想的かつ迫力があります。が、綺麗すぎて(?)アクションシーンなどちょっと何をしているのかわかりにくいところもありますね。
あと翻訳が悪いのか、最後の種明かしのあたりが意味がよくわからなかったです。…と思ったら翻訳はいつもの方でした。まあクラシック作品の翻訳に比べるとだいぶマシですが、それでもところどころ邦訳を読んでるだけでも「???」となってしまう部分がありますし、最後のあたりは話を理解されて翻訳されているとは思えなかったり…。
なお、こちら小プロさんから邦訳が出ていたようですが、現在は紙の書籍の取り扱いは終了しており電子版のみとなっているようです。