アメコミ読書ブログ

主にマーベルコミックについて、邦訳から原書まで、読んだものを紹介します。

マーベル グラフィックノベル・コレクション(69) シークレット・インベージョン

アシェットのマーベル グラフィックノベル・コレクション第69号はブライアン・マイケル・ベンディスとレイニル・フランシス・ユーの二大巨頭による大作クロスオーバー、シークレット・インベージョンでした。

時系列的にはシビル・ウォー後の話で、スーパーヒーローたちがいつの間にかスクラルが化けた偽物に入れ替わっていたという単純ながら奇想天外なアイデアで、誰が偽物で誰が本物かわからないという展開が続きます。最終決戦では地球の危機ということで対立していたニュー・アベンジャーズとマイティ・アベンジャーズらヒーローたちに加えてフューリーやオズボーン率いるサンダーボルツやフッド一味なども協力してスクラルと戦います。このスクラル侵攻での失態でトニーは失脚し、代わりに功績を上げたオズボーンが権力を得てダークレイン〜シージへと繋がるようです。

アートはレイニル・ユーなのですが、最近のイメージとはちょっと違う感じもします(塗りの違いも大きいのかも?)

以前ヴィレッジブックスさんから邦訳が出ていましたが絶版になってしまっており自分も持っていなかったので、今回アシェット版で日本語で読めたのは有り難かったです。