単行本としてはSpider-Gwen Vol. 1: Greater Power (Spider-Gwen (2015-2018))の第二巻となりますが、時系列としてはSpider-Womenを挟んでいます。
アース65のシンディとの戦いでパワーを失い、ジェシー(アース65のジェシカ)から受け取ったデバイスで一時的かつ回数制限付きでしかスパイダーパワーを使えなくなってしまったグウェンですが、キャッスルは引き続き執拗にグウェンを追い続け、グウェンがスパイダーウーマンであるという証拠を得るためにクレイブンを差し向けます。
父親も巻き込んでの戦いとなり、父親もジェシーもグウェンに逃げることを勧め、パワーを失ってしまったグウェンもこのままスパイダーウーマンを辞めて平穏な人生を歩む葛藤に苛まれますが、壊れてしまったデバイスをリードに修理してもらったグウェンは一人でキャッスルに立ち向かうことを決意します。
キャッスルとの最後の戦いでも父親に助けられるグウェンですが、父親は自分の責任を果たすために自ら逮捕されることを選びます。グウェンは父親を助け出すためにアース65ではキングピンの一味として働くマット・マードックと手を組むのでした。
小プロさんから出ているスパイダー・グウェンの邦訳は今のところはいったんここまでとなっており、少し飛ばしてマイルス・モラレスのスパイダーマンとのクロスオーバーとなるSitting In A Treeが出る予定になっているようです。